新鮮組の救世主 立茎栽培のアスパラ

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新鮮組は、旬の食材を畑から直ぐ駅前に運び、畑で食べるのには敵わないけど、畑の次に新鮮な状態で、採れたての感動を味わって頂く取り組みです。

アスパラが終わったら、完熟トマトや生ハスカップ、枝豆、スィートコーンを提供できる様にしようと思っていたのですが、アスパラと、完熟トマトの間が1ヶ月ぐらい空白に・・・。

折角、帯広駅周辺に宿泊して下さっているお客様に、何とか産地ならではの醍醐味を味わって頂ける様にできないか、と悩んでおりました。

アスパラの旬は大体5月。早朝採りに協力してくださっていた池戸さんは、毎年、畑から収穫するキロ数を決めていて、それを超えると、来年また太いアスパラが出てくる様に、アスパラの収穫を止めて、茎と葉を伸ばして、根に栄養をタップリ蓄える様にします。

太いアスパラの比率が高いのは、土づくりと根に栄養を蓄える期間をしっかり取っている賜物なのではと感じています。

さて、アスパラの旬を過ぎで、だらだらとアスパラを販売するのは、新鮮組の評判を落としかねない、いつ辞めるかと判断に迷う所でした。

たまたま、同じ芽室の堀さんは、6月10日ぐらいまで収穫すると言う事でしたので、10日で終了も仕方ないと思っていました。

堀さんは、柔らかくて直ぐに曲がるので栽培しにくいけど、生で食べても柔らかいコロポックルと言う品種を作っていましたので、池戸さんのアスパラが終わったら、希少品種コロポックルで行こうと思っていました。

そして、初日、畑にアスパラを取りに伺うと、これコロポックルですよね。って確認したら、「いや、セブンだよ、コロポックル、もう(今期の収穫)止めちゃった」「Σ(゚д゚lll)ガーン」ひょんな行き違いから、コロポックルが手に入らない。もう、ブログで予告していたのに・・・。

「済みません、5、6本で良いので、コロポックル何とかなりませんか?」

「どれ、今、畑から採ってみるかい」

「はい、お願いします」

畑に移動して

「これね、アスパラの茎の根元から、少しだけアスパラが新しく出てくるんだよね」

「立茎栽培ですよね」

「そうそう、この葉っぱ、だんだん邪魔になって来るから普通収穫し続ける時は、バリカンで刈るのだけど、ココ、端っこの畑だから、この列だけ立茎を試してみようと思っていて」

「コロポックルも毎日ちょっとで良いので、立茎で採ってくれませんかね」

「うーん、コロポックルでやる予定無かったけど、ちょっとで良いなら何とかしてみるよ」

って、こんな会話があって、で、偶然、立茎栽培のコロポックルになったのです。

で食べてみたら、美味しい(^O^)

 

出始めのアスパラって、昨年の夏に根に貯めた栄養が濃い感じで味に反映されていて、凄い美味しいのですが、立茎栽培は、今まで、夏の間、無理して取ってるイメージがあって、ノーマークでした。

立茎栽培の原理は、根に貯めた栄養の貯金を使い果たす前に、葉を伸ばし、光合成をする担当の茎と葉の部分を作り、その根元から出てくる芽の部分(アスパラ)を収穫します。

昨年度の栄養だけでなく、随時光合成して芽を出すので、夏の間も収穫できるのです。

そして、ビックリしたのが、春のイメージが強かったアスパラですが、立茎栽培のアスパラも春と変わりなく美味しいと感じたこと。

5月上旬の出始めの味には敵わないかもしれないけど、6月の立茎栽培じゃないアスパラよりも良いかもしれないなぁと感じました。

と言う訳で採れたてのジューシーで柔らかいアスパラ、甘みのあるアスパラを引き続き駅前で販売します。

是非、一度、希少品種のコロポックルの立茎栽培の採れたてを食べに来てみて下さい。

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